江戸時代の街並みを今に残す木曽路の宿場町

木曽路に息づく日本の伝統
長野県のほぼ中央、奈良井川の上流へと進むと、急に江戸時代にタイムスリップしたような感覚におそわれた。旧中山道の難所、鳥居峠を見上げる奈良井宿だ。
「木曽路は山間部ということもあり、大変多くの独自文化が根づいています。住んでいる人からすると『当たり前』である事が、他の地域では『特別なもの』になる。そういったことを度々感じております」観光案内所で出会った巣山さんはそう語ってくれた。
▲ 奈良井宿の街並み

▲ 奈良井宿の中ほどにある観光案内所


「最近は日本人の若い人は全然来なくなりましたね」町中でそんな声も聞こえてきた。確かに周りは外国人の姿ばかりだ。きっとこのノスタルジックな雰囲気に目を輝かせている外国人たちのように、日本に住む多くの人も、この街に『特別なもの』を感じるに違いないと感じるばかりだ。

宿場町文化が残る奈良井宿と木曽平沢

奈良井宿は、日本最長1kmにもおよぶ宿場町として栄え、活気ある町並みは奈良井千軒とも言われるほどでした。連続テレビ小説「おひさま」のロケ地にもなりました。

中山道は東海道と比べて古い町並みを残す宿場町が多く、ここも国の「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」に指定されています。多くが150年以上変わらぬ姿を残しており、驚いたことに電柱1つ見当たりません。重伝建の施策として一斉に撤去されたのです。


▲ 奈良井宿の街並み


奈良井宿から少し北へと向かうと、木曽平沢という集落があります。木曽平沢も奈良井宿と同様ノスタルジックな町並みが続いていますが、ここは伝統工芸品・木曽漆器の職人街です。100軒ほどの工房が立ち並び、見事な漆塗りのお土産や伝統のお弁当箱などを買うことが出来ます。

木曽路の隠れた名産「奈良井とうぶきのアンゼリカとピクルス」

「とうぶき」はいわゆる煮物や炒め物にする「ふき」の一種です。 とうぶきは通常のふきに比べ、とても大きく成長する事が特徴です。 よく育ったとうぶきは、全長2m近くまで大きくなります。
奈良井宿では、たくさんの試行を重ね苦味が少なく食べやすい「奈良井とうぶきのアンゼリカとピクルス」を販売しています。

 

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